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みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、逃げることに勝ちも負けもないというテーマで「なぜか人生がうまくいく明るい人の科学」という本について紹介していきます。
目次
失う前に「逃げる」ことの大切さ
職場や学校に行くことが嫌になってもそれを我慢して、結果的にストレスをが蓄積して「適応障害」と診断される人がいます。
適応障害とは職場や学校の環境が自分に合わないとか、仕事や勉強がプレッシャーになるなどの原因によって
・憂鬱な気持ちになる
・不安感が強くなる
・涙もろくなる
・過剰に心配になる
・眠れなくなる
などの症状が現れるストレス性の障害です。
そういった患者さんを診察するときに、精神科医としては「ものの見方を変えましょう」とか「自分に合ったストレス解消法を考えましょう」とアドバイスしますが、どうしても無理ならその場から「逃げる」という選択肢があることを知っておくことが大切です。
会社に行くことがどうしてもつらい時は「会社を辞める」「別の部署に異動させてほしい」と上司に相談したり、いじめでつらい思いをしているのであれば別の学校に転校するということも視野にいれておく必要があります。
今の環境が無理なら別の環境を探すということですが、多くの日本人は、この「逃げる」という選択肢を非常に嫌がって敬遠する傾向があります。