嫌いなことから逃げられない3つのブレーキ|立ち止まっても休んでもいい

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みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。

今回については、嫌いなことから逃げられない3つのブレーキというテーマで「立ち止まっても休んでもいい」という本の内容について紹介していきます。

目次

嫌いなことから逃げられない自動思考のクセ

嫌なこと、苦手な人に直面したとき『逃げない』という選択肢を選んでしまう人には、そうした行動を促す『自動思考』があります。

『自動思考』とは
ある出来事があったときにふと頭に浮かんでくる思考のクセ

例えば、日常生活の中で誰かに話しかけたら無視をされたとします。

このときに、ふと『もしかして嫌われているのかな?』と不安になってしまう傾向がある人は、それがその人の思考のクセになります。

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意識してみると、生活の中の色々なところで自動思考が発動していると思います

いつもより物音が大きい人がいると『もしかして機嫌悪いのかな』って自然と考えちゃいますよね。

これも自動思考になります。

話を戻して、嫌なこと・苦手な人から『逃げない』という選択肢を選んでしまう人、逃げられない人がもつ自動思考には

・不安だからやめておこう
・嫌われたくないから我慢しよう
・どうせうまくいかないと思うから

というものがあるので、自動思考が行動を抑制するブレーキとして働いています。

『自動で思考が湧いてくるのであれば、それを変えることはできないし、結局嫌なことから逃げられないのでは?』というと決してそうではなくて、そもそも行動を抑制するこれらの自動思考というのは

・不安
・恐怖
・自身のなさ

などの3つの感情から生まれていて、その時の感情によって思考の癖は変化していきます。

つまり感情をコントロールすることができれば、自動思考はプラスに働き自分の行動を後押ししてくれる存在にもなります。

感情は自分でコントロールできる

そして、僕たちが持つ『感情』は自分でコントロールするのができないようにも思えますが、実はその感情は自分で選択をしています。

例えば、約束を破った夫に対して怒りをぶつけている妻がいたとします。

これに対して夫さんが誠心誠意謝罪をして『待たせちゃってごめんね』とか『つらかったよね』というように、今の自分の気持ちを100%理解してくれようとしたら、怒りという感情も収まってくると思います。

つまり、『怒り』という感情は
・自分がどれだけひどい目にあったか
・夫にわかってほしい
という目的のために『怒り』という感情を選択しています。

補足
夫が○○をしたから怒りが湧いてくるという受動的なものではなく、○○した夫に対して自分の気持ちを理解してもらうために感情を選択するという能動的な行動である

自身のなさからネガティブな自動思考のクセが湧いてくる

ここまでおさらいすると、ある出来事に直面したとき、自然と湧き上がる思考のことを『自動思考』という。

この自動思考は感情によってつくられていて、その感情は自分で選択をしている。

という内容をお話してきました

これらを踏まえて考えてみると、嫌なこと・苦手な人から逃げられない、逃げないという選択をしている人たちは『逃げない』という目的のために、いつも心の中に湧き上がってきた感情を自分で選び取っています。

目の前の状況や問題に対して何か嫌だなと感じることがあっても『仕方がない』『自分がガマンすればいい』という結論を下してしまいます。

さらに言えば、この結論を下すために、不安や恐怖・自身のなさという感情を選択しています。

結果的に、本当は自分の人生にとって、とても重要なことを後回しにしてしまったり、嫌だな・やりたくないなと思っていることをやらなければいけなくなったりして自分の人生を生きることができなくなります。

自分がやりたいことを優先するために

一方で、不安や恐れに縛られず、自分がやりたいことを優先して嫌なこと・苦手な人には軽やかに逃げていく人もいます。

こういった人たちは

・嫌われても気にしない
・失敗しても大丈夫
・自分にはできる

という自動思考が生まれていて、このプラスに働く自動思考・思考のクセを身につけるのに、一番効果的な方法は自己肯定感を高めることです。

自己肯定感とは
ありのままの自分を受け入れる感覚のことで、不安・恐怖・自身のなさというネガティブな感情は、自己肯定感によって解消することができる

自己肯定感を高めるためには、今自分が思っていること・やりたいことなど、どんなに小さなことでもいいので自分の欲求に従うことです。

「自分の欲求に自分で従っている」ということは「自分で自分を認める」ということです。

この積み重ねが自己肯定感のアップにつながって、ポジティブな自動思考に自然と変化していきます。

まとめ

ここまで『嫌いなことから逃げられない3つのブレーキ』というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??

今回のお話では

ある出来事に直面したとき、自然と湧き上がる思考のことを自動思考という。
この自動思考は感情によってつくられていて、その感情は自分で選択をしている。
嫌なことから逃げる・やりたいことに挑戦できるというポジティブな感情を選択し、自分を後押ししてくれる自動思考を身に着けるためには、今自分が思っていること・やりたいことなど、どんなに小さなことでもいいので自分の欲求に従い『自分の欲求に自分で従っている』『自分で自分を認める』ということを繰り返していくことで、自然とポジティブな自動思考に変化する。

というお話をしてきました。

感想

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みなさんは普段の自分の思考を振り返ってみていかがでしょうか

ネガティブな思考の癖がついている人は日常生活の中でガマンすることが当たり前になってしまっているのかもしれませんね。

僕もネガティブな思考が浮かんでくることがよくあって、仕事終わりとか『疲れたな~』といつも考えてしまっているので気を付けないとなって思いました。

自分を満たしてあげて、ポジティブな自動思考を身に着けていきたいですね。

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この記事を書いた人

みなさんこんにちは!
フリーのwebクリエイターとして活動しているkeiです。
普段はホームページ制作とstandfmアプリにて音声配信を行っています。

プロフィール
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