みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、病気が伝えるメッセージというテーマで「コーチング医が教える生きづらさを開放する未来型メタ思考」という本について紹介していきます。
病気に対する向き合い方
「病気」はどちらかというと「ない方がいいもの」と考えてしまいがちです。
患者さんに「あなたはなんのために病気になったのですか?」と質問をしても「なりたくてなったわけじゃない」と答える人がほとんどだと思います。
けれど僕たちの身体や「脳」は自分にメリットがないことはしません。
「病気」というものを通して、本人が気づいていないメッセージを送ろうとしたり「望み」をかなえていることがしばしばあります。
ある精神科医の先生いわく、うつ病が早く治る人は、たいてい
「いや~、先生、うつ病になってよかったです。うつ病にでもならなければ、あんな会社を辞めることができませんでした。うつ病のおかげで過労死せずにすみました。」
と、こんな風に言う人が多いそうです。
「病気」が伝えようとしているメッセージを受け取れば「病気」は役割を終えて消えていきます。
「病気」を「敵」だと勘違いしてしまうと、闘う病と書いて「闘病」しようとすると「こいつわかってねーな」ということになって病気は続いてしまいます。
病気は「そのままの方向に進み続けたら本来の目的地から、どんどん遠ざかってしまいますよ」ということを、私たちに教えにきてくれています。
そもそも進む方向が分かっていなかったり「他人が敷いたレール」に載って突き進もうとしていたり、何かを許さないまま強引に進もうとしているときに「病気」がブレーキをかけてくれます。
病気による辛さや、病気になることで感じる不自由感ばかりに目を向けていると、病気が伝えようとしていることに気づきにくくなります。
病気になったときは、これまでの自分を振り返ってみるのも良いかもしれませんね
まとめ
ここまで「病気が伝えるメッセージ」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話では
病気は、「そのままの方向に進み続けたら、本来の目的地からどんどん遠ざかってしまいますよ」ということを私たちに教えにきてくれているもの。
病気による辛さや、病気になることで感じる不自由感ばかりに目を向けていると、病気が伝えようとしていることに気づきにくくなる。
「メタ思考」によって、「病気のせいで」から「病気のおかげで」に考え方をシフトしていくことが大切。
というお話をしてきました。
感想
確かに、自分に合わない職場環境で働き続けるとうつ病になったり、甘いものを食べすぎれば糖尿病になったり、休まず体を動かし続ければ疲労骨折になったりします。
「このままじゃいけない」と脳や体が感じてそういった病を引き起こすので、ちゃんと原因があったりもするんですよね。
「病気」と聞くと悪いイメージが強いですが、これまでの自分を振り返ってみたり、身体から発せられているメッセージを理解しようとすると、また違った捉え方ができるかもしれませんね。