みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、心の3段階『うつ』になる前のプチうつゾーンというテーマで「とにかくメンタルを強くしたいんですがどうしたらいいですか」という本の内容について紹介していきます。
心には3つの段階がある
心には3つの段階があります。
通常ゾーン
1つ目は『通常ゾーン』です。
これは通常の心が元気な状態で、多少のストレスがかかったとしても元の自分にすぐに戻ることができます。
うつゾーン
2つ目は『うつゾーン』です。
耐え切れないストレスがかかると、心が疲弊してうつゾーンに入ります。
過剰に不安を感じたり無気力な状態に陥ります。
プチうつゾーン
最後に3つ目は『プチうつゾーン』です。
これは通常の元気な状態とうつ状態の中間に位置するゾーンです。
心自体には境界線がないので、元気な状態からうつ状態はグラデーションのような感じになっており、元気な状態からストレスがかかっている状態、もしくはうつ状態の手前の状態がこのプチうつゾーンになります。
プチうつゾーンでは、元気な状態と比べて
などの症状があらわれます。
最近極端に仕事に対する集中力がさがったなと感じている人は、ぷちうつゾーンに入っている可能性が高いです。
メンタル疾患は当事者にならないと気づかない
心にまつわることに関しては、当事者になり症状が深刻になってから、初めて『調べる』・『主治医に教えられる』ということが多いので
・まずはプチうつゾーンと言われる、鬱手前の状態があることを理解して
・心の状態をよく観察
することが大切です。
・最近イライラしてしまうことが増えたな
・集中できなくなった
・自分を責めてしまう
この状態に心当たりがある人は、心をしっかりと休めてあげる必要があります。
うつ状態に近い無力感
他にも、無力感と言われる『目の前の嫌な現実を変える力がない』『自分はどんどんだめになっていく』と思い詰めて『自分は低能で、何もできない』と思い込んでしまう人は、うつ状態もしくはうつに近いプチうつの症状になります。
心が疲れてしまう根本的な原因とは
心を休ませてあげるためにとにかくなによりも大切なことは、しっかりと8時間以上の睡眠時間を確保することです。
8時間も寝られないという人は、昼寝なども含めてトータル8時間を目指すと良いとされています
プチうつモードなどの『うつ』の本質は『疲労』です。
疲労には肉体疲労と精神疲労の2つに分かれますが、基本的にこの2つは連動していて、身体と心の両方を休ませてあげる必要があります。
身体がくたくたに疲れている状態で『明日も元気いっぱい頑張ろう』みたいに、ポジティブになるのってなかなか難しいですよね。
それよりもとにかく『はやくベットで休みたい』など、そういう感情の方がきっと強いと思います。
『うつは心のかぜ』というキャッチコピーもよく聞きますが、厳密には、心が疲れる前に身体も弱り切っていることがうつのトリガーにもなっています。
なので心を休ませるためには、散歩などの軽い運動は効果的ですが、疲労感を感じるような激しい運動は避ける必要があります。
心を休ませてあげるために
この激しい運動に関連して、心を休ませるためには、基本的に強い刺激がある行動は避けないといけません。
例えば
などは、よくも悪くもストレスを感じてしまうものなので、心がより疲労を感じてしまいます。
プチうつさんの場合は
・身近な人とリラックスして会話をしたり
・動植物を育てる
・料理を作る
・魚を釣る
・自然に触れる
・ゆったりと眠る
・本を読む
など刺激のすくない行動をとりながら、心を休ませてあげることが効果的です。
まとめ
ここまで「心の3段階『うつ』になる前のプチうつゾーン」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話では
心の状態には
・通常の元気な状態
・うつ状態
・これら2つの中間に位置する『プチうつ状態』
の3つの状態がある。
些細なことでイライラしたり、集中力が落ちている場合は『プチうつ状態』の可能性が高く、深刻な状態になる前に、心を休ませてあげることが大切。
心の疲労を回復させるためには、刺激の少ない行動をとり、しっかりと睡眠をとるようにする。
というお話をしてきました。
感想
心の状態って自分にしかわからないし、深刻にならないと改めて向き合うことがないので注意していかないといけませんね。
僕もなんとなくですが、ずっとプチうつゾーンにいるような気がしています
しっかりと休んで、深刻になる前に心を元気な状態にしてあげて、毎日を楽しく過ごしていきたいですね!