みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、怒りは自分を守ってくれる感情というテーマで「がんばることをやめられない」という本について紹介していきます。
他人の攻撃から自分を守ってくれる感情
私たちには「嬉しい」「楽しい」といったポジティブな感情から、一方で「悲しい」「寂しい」などのネガティブな感情があります。
こうした感情のすべてには役割があって、どれも生きていくうえで必要なものです。
その中でも、「怒り」という感情に対して、 みなさんはどういった捉え方をしているでしょうか??
心の中では「怒りたくない」と感じているのに、つい声を荒げてしまったり、ものにあたってしまったりして 「なんであんなこと言っちゃったんだろう」「もう少し冷静になれていれば」みたいに、怒りの感情をもっとコントロールできたらなと思ってしまう場面も多くありますよね。
しかし、「怒り」という感情は、相手が一定の境界線を踏み越えたことに気づかせてくれる本能的な感情です。
不快なズレや危険を感じると「怒り」という感情が発生して、自分を守るための行動ができるようになります。
なので、「怒り」というのは自分を大切にするためには欠かせない感情ともいえます。
もう一つ、「怒り」の感情がもつ大切な役割として挙げられるのが 「押し返す力」です。
「怒り」のエネルギーがないと、相手の攻撃や支配から自分や大切な人たちを守ることができません。
「怒り」の感情が健全に働いてくれることで、他人の不当な要求を拒否できるエネルギーになります。
「怒り」というのは自分を守るガードマンのような存在なのです。
まとめ
ここまで「怒りは自分を守ってくれる感情」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話をまとめると
「怒り」の感情は決してネガティブなものではなく自分を守ってくれる大切な存在である。
この感情がしっかりと働いてくれていることで、他人からの不当な要求を拒否できるようになり、相手の攻撃や支配から自分自身や身の回りの大切な人たちを守ることができるようになる。
というお話をしてきました。
僕は日常生活の中で、ついイライラしてしまって「イライラしたくないのに、なんでこんなにイライラしちゃうんだろう」と思ってしまって、余計に自己嫌悪になってしまうことがよくあります。
ただ、イライラしてるということは何かしらの原因があって、その「何か」から自分を守るために働いてくれているということが分かると「こんなに優しい感情はないよな」ということに本書を読んで気づくことができました。