ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、話し方よりなにを伝えるかというテーマで、「苦しかった時の話をしようか」という本の紹介を行っていきます。
この本は凄腕マーケターとして活動している、森岡毅(もりおかつよし)さんが、就きたい仕事が分からず悩んでいる娘さんのために書かれた本です。
話し方より何を伝えるか
就職活動を行っていく上で、避けては通れない項目に「面接」があります。
また、普通の会社員・フリーランス・起業家の方々も、お客さんとのやり取りや、中には大勢の人たちのまえで話をする機会が多い人もいるかと思います。
大勢の人の前で話すのはもちろんのこと、就職活動の面接などでも人前で話すのはすごく緊張しますよね!
僕自信もサイト制作の仕事をしていて、お客さんと直接やり取りをしていますが、ヒアリングを行う際など、オンラインでのミーティングはいつも緊張してしまいます。
そういった日常とは少し違った特殊な状況で自分の考えを伝える時、緊張して自分の伝えたいことが思うように伝えられなかったり、本当に伝えたいことが相手にしっかり伝わっているか不安に感じたことはありませんか??
こういった面接や大勢の人の前で話をするときに、話し方や伝え方云々よりなによりも一番大切なことは「自分が何を伝えたいのか」という中身になります。
面接において、職種によっては重要な項目になる場合もあるかもしれませんが、話し方の上手さよりも”何を伝えるか”という中身によって相手からの評価が変わってきます。
どんなに話が面白く伝え方が上手でも、中身が薄ければ相手にとって自分の価値を認めてもらうことはできません。
まずは誰に伝えたいのか、何を伝えたいのかという部分を煮詰めていくことが大切です。
伝え方はまずその二つが決まってから考えるようにしなくてはいけません。
また、伝え方で悩んでしまっている人は、そもそも内容が薄いからうまく伝えられていないというパターンも考えられます。
面接や人前で話すのが苦手な人は、まず最初に、誰に何を伝えたいのかということを考えてみるといいかもしれませんね!
最後に
僕は仕事をしていて、話がうまいというか、よく口の動くお客さんから依頼を受けたことがありました。
僕は結構口下手なタイプなので、そのお客さんに対して少し羨ましい気持もあり、僕もそんな風に話せたらなと思うこともありました。
けど、そういう人の話をよくよくちゃんと聞いてみると「結局それってどういうこと?」という感じで、何が言いたいのか分かんないこともよくあります。
話している人自信も自分が何を伝えたいのか、分かっていないのに話しているような感じです。
そういう人と仕事をするのは本当に疲れるので、自分もそうならないように気を付けていこうと思います。
伝え方がどうこうというよりも「誰に何を伝えたいのか」ということをよく考えて話すことが大切だなと、この本を読んで改めて感じました。
今回、苦しかった時の話をしようかという本について紹介しました。
気になった方はぜひ読んでみてください!