やる気が出ない人におすすめの本【神メンタル】感想・評価・レビュー

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ブック

ブックログは年間120冊の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。

今回紹介するのは、星渉さんの神メンタル-「心が強い人」の人生は思い通り-です。

この本は、自分の理想の人生を送るために心掛けること、夢をかなえるためにはどうすればよいのかについて書かれています。

みなさんは、成功するためのヒントがすでに身近にあるということをご存じでしょうか?

この本を読めば、そのヒントを見つけることが出来るようになります。

「神メンタル」というタイトルから、根性論やスピリチュアル的な内容を想像される方もいるかもしれませんが、内容としては科学的根拠に基づき紹介されています。

目次

内容紹介

「いつも悩みがモヤモヤしてつらい・・・」

「誰かの目が気になり本来の自分を出せず、他人に振り回されている気がする・・・」

「人間関係で凹むことが多く、その気持ちを引きずってしまいグルグルする・・・」

「このままの人生でいいのかと、いつも自問自答している・・・」

「好きな時に、好きな場所で、好きな仕事ができる楽しい人生を送りたい・・・」

こんなことを感じて、日々悩んでいらっしゃるかもしれません。

そうであれば、間違いなく本書があなたのお役に立てると思いますので、このまま読み進めてください。

こんな人にオススメ

・仕事がうまくいっていない人
・叶えたい夢がある人
・理想の人生を送りたい人

神メンタルの見どころ

成功するためのヒントは実はあなたの身近にあることを知っていますか??

あったらこんな本読まないよ、と思われる方もいるかもしれません。

ですが、あなたの意識を変えるだけで成功するためのヒントは見えてきます。

そんな答えに注目です。

感想

「損失回避の法則」や「保有効果」が働き、「今の状況でも別にそこまで悪くないのに、わざわざ変える必要があるのか?」といった具合に、無意識のうちに行動するのが面倒に感じてしまう。
これが毎日の選択や行動を変えられない最大の理由です。

p20

※損失回避の法則:”損したときの痛み”は”利益”(よい出来事が起きた時の喜び)の2倍強く感じてしまう心理現象。
※保有効果:自分が持っているものを実際の価値よりも高く見積もってしまう心理現象。

人は今の自分を変えたいと思っても、こういった心理現象から変化することに対してブレーキをかけてしまいます。

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今の自分を変えたいのなら、「なんとなく」ではなく、明確な意思を持つことが大切です。

「あなたの目標は何ですか?」
「あなたが実現したいことは何ですか?」
「あなたは1年後の今日、どうなっていたいですか?」
あなたはこれらの質問に”即答”することができますか?

p28

目標を持っていても”即答”出来る人は少ないんじゃないかなと思いました。

僕も目標は立てていたのですぐに答えられる自信があったのですが、”即答”とまではいきません。

自分の中では明確な目標と思っていても実は曖昧な部分があったりします。

曖昧な部分をなくして、目標をより具体的かつ明確にすることが大切です。

あなたの脳は、「あなた自身が思っている”今の自分”にふさわしい情報」だけを認識するのです。
中略
裏を返せば、もしあなたが何かを成し遂げたい、何かを実現したい、自分を変えたい、収入を上げたい、結婚したい、幸せになりたい・・・などと思っていても、それを実現するにふさわしい自己評価を持っていない限り、先ほどの実験の黄色いもののように、チャンスや機会を察知・認識することができないわけです。

p66

あなたの自己評価が「どうせ自分はうまくいかない」という評価であれば、脳はうまくいかない情報を集めようとします。

その結果失敗し、やはりうまくいかなかったという反省しか生まれてこないというわけです。

自己評価を高く持ち、成功するための情報を認識するようにしていくことが大切です。

「三日坊主」は、脳の仕組みが原因なのです。
中略
・新しい習慣を始めた→新しい刺激で脳が活性化。やる気満々に!
・同じことを繰り返す→脳が刺激に慣れて、活性化せず。
脳が活性化しなくなった後は、「飽きて、面倒になりやめてしまう」もしくは、「面倒くささにも慣れて続ける」というどちらかの結果になります。

p104

新しいことを始めたときってやる気に満ち溢れて楽しいですよね。

僕も最初のうちは楽しいけど、続けているとモチベーションが上がらないという経験が何度もありました。

そのため、引用のように習慣化してしまうというのも一つです。

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僕の場合は続けていく中でも小さいことでも何かを変えながら続けるという方法が個人的にはおすすめです。

継続していくなかでも、次はここを意識しようと少しずつ変化させていくことで、楽しみながら習慣化することが出来ます。

アファメーションとは、自分自身に「肯定的な言葉で宣言する」ことをいいます。
中略
「自分はこういう人間だ」「こういうことを実現する」などの言葉を唱え、何度も自分の脳に投げかけ(宣言)、「考え方」を強制的に変える・・・言葉の力によって思考を変えていくわけです。

p159

アファメーションをすることで、脳の中に意識を植え付けます。

自分は常に楽しい日々を送ることが出来ると唱えることで、楽しい日々に関する情報を脳が無意識に探してくれます。

未来の成功している自分を想像し、言葉の力によって自分は成功者なのだという考えを持ち行動することで、目標達成の手助けになるでしょう。

アファメーションを行う際の注意事項などもあるので、気になる方は読んでみてください。

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方法を間違えると、アファメーションがマイナスに働いてしまったり意味のないアファメーションになってしまうので、注意が必要です。

「できない」という言葉を使うと、あなたの脳は自動的に「できない理由」を探します。
中略
捨てるべき5つの言葉「でも」「だって」「わからない」「難しい」「できない」を禁止にする。

p182

普段僕たちが使っている言葉によって脳にはその意識が刷り込まれていきます。

「できない」という言葉を使うと「できない」理由を探してしまいます。

ポジティブな考え方は沢山のメリットがありますが注意が必要です。

僕が実際に体験した出来事で、友達から仕事の依頼を受けたことがありました。

正直面倒な案件で断りたかったのですが、ポジティブ変換を行うことで、これも良い経験だと思い込んでいました。

その結果、実際にはやりたくないことを無理にやっているような状況にもなってしまいました。

ポジティブな思考を身に付けることは大切ですが、それが本当に自分がやりたいとなのか必要なことなのかを見極めることも大切です。

エッセンシャル思考という本では、「より少なく、しかしより良く」をテーマに、見極めることの重要さやその方法について解説しています。

気になった方は是非一度読んでみてください。

仕事が忙しい人におすすめの本【エッセンシャル思考】感想・評価・レビュー

私たちが日常で「今」のことを考えているのではなく、過去に起こった出来事や、まだ起きてもいない未来に思いを巡らす時間は、一日のうちどれくらいあると思いますか?
ある調査では、私たちが目の前の出来事、つまり「今」を生きていない時間は、一日の43%もあるという結果が出ています。

p210

約一日の半分も今を生きていない時間があるということに驚きました。

心配事や過去に思いを巡らす時間は役に立たないことがほとんどなので、今に集中して生きることが大切です。

また、こういった心配ごとは脳疲労の原因にもなります。

脳疲労がたまっていくと、だるさの原因にもなるので注意が必要です。

最高の休息法という本では、そういった脳疲労の原因や疲労をとるための方法について解説されているので、気になった方は是非一度読んでみてください。

休んでもだるい時の対処法【最高の休息法】感想・評価・レビュー

最後に

「神メンタル」を読んでみて明確な目標を持つことや習慣化がいかに大切かということを学ぶことができました。

目標を立てたと思っていても、具体的でなかったり明確にはなっていないというケースもよくあります。

努力しても成功できないと感じている人は「神メンタル」をぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?

何かを変えなければ人生を変えることはできません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは。

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この記事を書いた人

みなさんこんにちは!
フリーのwebクリエイターとして活動しているkeiです。
普段はホームページ制作とstandfmアプリにて音声配信を行っています。

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