みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、幸せになるために心がけることと考え方についてというテーマで「感動だけが人を動かす」という本について紹介していきます。
幸せになるめには「フォーユー」の精神を心がける
この世にいきているすべての人は、みんな例外なく幸せになるために生きています。
お父さんやお母さん、友人、会社の人、芸能人、欲を手放そうと修行に励んでいるお坊さんも、幸せがほしくて日々自分を磨いています。
修行の先にもし不幸しかないとわかっていれば、修行する人は格段に少なくなってしまいます。
本書では、相手の気持ちや立場を考えて動く生き方を「フォーユー」そして、この逆の自己中心的な考え方を「フォーミー」と呼んでいます。
本当のフォーミー、つまり自分の幸せはフォーユーと表裏の関係にあります。
冒頭でお伝えした通り、人は幸せになるために生きています。
普段の生活やビジネスでも、多くの人に幸せを与えてくれる人・商品・サービスには、多くの人が自然と集まります。
人は自分の幸せを応援してくれる人、与えてくれる存在のところに自然と集まってくるものなのです。
人に好かれ仕事も人生もうまくいく人は、この心理をよく理解しているからこそ、まずは人に与えようとします。
「相手がなにをしてくれるか」ではなく、まずは「自分が相手になにをできるか」を常に考えています。
「類が友を呼ぶ」ということわざがある通り、フォーユーの人の周りには同じフォーユーの性質をもった人が集まり、フォーミーの人の周りには同じフォーミーを性質を持った人が集まります。
フォーミーな世界では、常に自分ひとりで幸せになろうとする努力が必要になるので、結果的に自分自身に労力がかかってしまいます。
余談ではありますが「類は友を呼ぶ」ということわざにはしっかりとした科学的な根拠があります。
たまたま出会った人と自分が、同じ出身地や共通の趣味があると分かっただけでも嬉しい気持ちになることがあるように、僕たちは自分と共通点が多い人に対して親近感を持つ傾向があります。
フォーユーの考えを持っている人同士が出会うと、お互いの気持ちや行動が理解でき、心地よいと感じるコミュニティが作れるようになります。
これが「類は友を呼ぶ」ということわざの科学的根拠です。
フォーユーを心がけることで、自然と同じ考えを持つ人が回りに増えるので、結果的に自分の幸せにもつながります。
まとめ
ここまで「幸せになるために心がけることと考え方について」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話をまとめると
人はみんな誰でも幸せになるために生きている
そのため、幸せを与えてくれる存在のもとに自然と人は集まる
「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように フォーユーを心がけることで、周りにもフォーユーの考え方を持った人が集まり、自分自身の幸せにもつながる
というお話をしてきました。
自分自身に余裕がある状態じゃないと、フォーユーの気持ちで行動することは難しいと思うので、まずは自分を満たしてあげたいですね。