メンタル・ストレス耐性を強くするおすすめの本5選【心を強くする方法】

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ブック

みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。

今回については、メンタル・ストレス耐性を強くするおすすめの本5選というテーマで、5冊ピックアップしてご紹介していきます!

・うまくいかないとき
・疲れているとき
メンタルが落ちてネガティブになっちゃうときってありますよね。

読めばメンタル回復の手助けとなる本5冊を選んでみました。

目次

とにかくメンタルを強くしたいんですが、どうしたらいいですか

こんな人におすすめ

・他人と比べて落ち込みやすい
・昔ほど頑張れないと感じて自己嫌悪になることが多い
・メンタルの強さとは何かを知りたい

書籍の概要

他人に振り回されやすい、すぐ不安になる、他人と比べて落ち込む……そんな豆腐メンタルの持ち主の40代女性ライターが、元自衛隊メンタル教官で心理カウンセラーの下園先生に率直に心の悩みをぶつけた企画。「とにかくメンタル強くしたいんですがどうしたらいいんですか?」という最初の質問に「このままだとどんどんメンタル弱くなりますよ」と出鼻を挫かれるも、「筋トレしてメンタル強くなる人、弱くなる人の差」「うつの原因は蓄積疲労」「がんばらないことをがんばりなさい」など、先生自身のうつ経験と、カウンセリングから導き出された心の仕組みのわかりやすい解説で、徐々に本来の自分を取り戻していく……。メディアで人気の心理カウンセラーによる世界一敷居の低い、がんばらずにメンタルを強くする方法。

この本の著者

著者
下園 壮太

経歴
MR(メンタル・レスキュー)協会理事長、同シニアインストラクター
元・陸上自衛隊衛生学校心理教官

専門領域
カウンセリング、コーチング、うつ、自殺予防、惨事対応、メンタルトレーニング、リーダーシップトレーニング、子育てを専門として活動

https://www.yayoinokokoro.net/

サクッと内容解説

『メンタルを強くしたい』『メンタルさえ強くなれば悩み事はなくなる』そう考えている人ほど、どんどんメンタルは弱くなっていきます。

メンタルに対するイメージ

『メンタル』と聞いてどんなイメージがありますか?

✅メンタルさえ強ければ自分を律して目標に向かって突き進める
✅メンタルさえ強ければ他人から言われた些細なことをくよくよと考え込んだりしないし、人間関係に悩むこともない

こんなイメージがありませんか??

『メンタルさえ強くなれば』と思っている人は、メンタルについて幻想を抱いています。

『メンタルを強くしたらスーパーマンみたいになれる』と思っていたり『鋼の心』みたいなのを想像していて『それさえあれば最強になれる・無敵になれる』と思いこんでいます。

メンタルというのは目に見えないものなので、どうしてもこういった幻想を抱きがちです。

本当の心(メンタル)の強さを知る

闇雲に『メンタルを強くする方法』を模索するのは、スーパーマンのように空を飛ぶことができないのに、スーパーマンになろうとして『なんでスーパーマンになれないんだろう』と自分を責めているような状態です。

まずはそんなメンタルの幻想を捨てて『メンタルさえ強ければ』という思い込みをなくしていくことが重要です。

本当の心の強さを手に入れるために大切なことは『大人の心』を持つことです。

メンタルが強い人と聞くと簡単に言えば”我慢強い”とか”忍耐強い”というような言葉が当てはまりますが、これらの強さは『大人の心』と対照的な『子供の心』の強さといえます。

固い子供の心とは

子供の心の強さというのは『子供の頃に大人から植え付けられたこうあるべき』という価値観のことです。

実際子供の頃は、我慢して取り組むことで勉強の成績がよくなったり、結果がでやすい環境のため、それで『えらい』という評価をもらうことができていました。

まじめな傾向がある人ほど、嫌なことがあっても我慢して、なんとかしようとする気持ちが強いため、我慢強い固い心が、突然ポキっと折れてしまいます。

しなやかな大人の心とは

子供の心に対して『大人の心』とは、メンタルが強い、しなやかでポキンと折れにくい大人の心を持っている人というのは、自分に対する理解が深いです。

✔️ 自分は緊張に弱い
✔️ 圧が強い人は苦手だからできるだけ関わらない

など、自分の心に対する理解が深いため”対策”ができるようになります。

感想

今生きづらさを感じている人やモヤモヤを抱えている人は、現状に対して『子供の心』で対応しようとしているのかもしれません。

✔️ 自分がどういうときにストレスを感じるのか
✔️ なにが嫌なのか

という部分を理解してあげて”我慢”で対処せずに”対策”をたてることができれば、今よりもっと生きやすくなっていくかもしれませんね。

がんばることをやめられない

こんな人におすすめ

・休みの日にも仕事が気になりついつい作業をしてしまう
・休むことに罪悪感がある
・頑張れない自分が嫌いで自己嫌悪になる

書籍の概要

自分との付き合い方を知ると、 人生は変わっていく。
たまに自分のことがわからなくなる人へ。止められないほどの恐怖、不安、怒り、さびしさ……自分を苦しめる感情の正体を、豊富なマンガ・図解付きでていねいに解説していきます。
●「いい子」でいることに疲れた
●感情のコントロールがうまくいかない
●「自己肯定感」という言葉にもやっとする
20万部を突破した『我慢して生きるほど人生は長くない』著者・鈴木裕介氏が伝えたい
過去の自分と向き合い、生きやすくなる方法。

この本の著者

著者
鈴木 裕介

経歴
2008年高知大学卒。内科医として高知県内の病院に勤務後、一般社団法人高知医療再生機構にて医療広報や若手医療職のメンタルヘルス支援などに従事。2015年よりハイズに参画、コンサルタントとして経営視点から医療現場の環境改善に従事。2018年「セーブポイント(安心の拠点)」をコンセプトとした秋葉原saveクリニックを高知時代の仲間と共に開業、院長に就任。また、研修医時代の近親者の自死をきっかけとし、ライフワークとしてメンタルヘルスに取り組み、産業医活動や講演、SNSでの情報発信を積極的に行っている。

専門領域
内科医・心療内科医

https://toyokeizai.net/list/author/%E9%88%B4%E6%9C%A8+%E8%A3%95%E4%BB%8B

サクッと内容解説

✅ 断りたいのに断れない
✅ 逃げ出したいのに逃げ出せない
✅ 幸せになりたいのに幸せになるのが怖い

自分が大切にしている感情があるはずなのに、そうなってしまうことを拒絶したくなることがあります。

こうした分裂した自分が生まれる原因は『トラウマ』が関係しています。

トラウマが必要な理由

✅『大切な人がなくなった』
✅『事故で大きな怪我をしてしまった』

というような、なにか受け止めきれないほどの感情を持ったままだと、つらすぎて日常を生きることができません。

生活を維持するためには、その感情を自分が意識できないところに封じ込めておく必要があります。

トラウマ担当のパーツ

例えば、心の中に行き来のできない壁のようなものを作って、その向こう側に感情を封印するようなイメージです。

壁の向こう側に封印した感情は『トラウマ担当のパーツ』もしくは『パーツ』と呼ばれています。

『パーツ』は過去の出来事から、人によって色々なものが存在していています。

例えば、本来の自分が心の真ん中にいるとイメージして

✔️ 右側には『抑えきれないほどの怒りを引き受けている』パーツ
✔️ 左側には『受け止めきれないほどの恐怖の感情を封じ込めている』パーツ
✔️ 上側には『親密な人から裏切られた衝撃から、親密さを拒絶する』パーツ

というようなイメージです。

普段は行き来のできない壁に阻まれているので、中心にある自分本来の心の領域に『パーツ』が出てくることはありません。

しかし、似たような出来事と遭遇したり、ストレスなどで日常生活を維持できないほど切羽詰まると、本来行き来のできない壁の力が弱まって『パーツ』が心に影響していきます。

ストレスによって心が弱まると…

ストレスや疲労によって心が疲弊し、壁の力が弱まると『パーツ』が自動操縦によって本来の自分をコントロールしているような感覚になるので

✔️ 人が変わったように怒ってしまったり
✔️ 幸せになりたいと思っているのに自分を幸せから遠ざける行動をとってしまったり
✔️ 親しくなりたいと思っているのに親しくなるのが怖くなってしまう

というように相反する感情が生まれてきます。

身体が疲れていて『休まないと…』と思っているのに、いざ休みになっても頑張ろうとする人たちは、過去のトラウマから『頑張っていない自分に価値はない』というような『パーツ』が影響している可能性もあります。

『怒り』はパーツと関係の深い自分を守る大切な感情

『トラウマ担当のパーツ』もしくは『パーツ』と深い関係にある感情の一つに『怒り』があります。

ぼくたちには

✅ 嬉しい
✅ 楽しい

といったポジティブな感情から、一方で

✅ 悲しい
✅ 寂しい

などのネガティブな感情があります。

こうした感情のすべてには役割があって、どれも生きていくうえで必要なものです。

心が伝えたいメッセージ

心の中では『怒りたくない』と感じているのに

✔️ つい声を荒げてしまったり
✔️ ものにあたってしまったりして

✅『なんであんなこと言っちゃったんだろう』
✅『もう少し冷静になれていれば』

というように、怒りの感情をもっとコントロールできたらなと思ってしまう場面も多くありますよね。

しかし、『怒り』という感情には、相手が一定の境界線を踏み越えたことに気づかせてくれる本能的な感情です。

不快なズレや危険を感じると『怒り』という感情が発生して、自分を守るための行動ができるようになります。

なので、『怒り』というのは自分を大切にするためには欠かせない感情ともいえます。

『怒り』は心のガードマン

怒りのエネルギーがないと、相手の攻撃や支配から、自分や大切な人たちを守ることができません。

パーツの影響で『断りたいのに断れない』など自分の本心とは反対の行動をとると『怒り』や『悲しみ』という感情が心の警報として出てきます。

これらの感情・心からのメッセージを無視することなく、自分と向き合っていくことが大切です。

心療内科医が教える本当の休み方

こんな人におすすめ

・休んでも疲れが取れない
・パフォーマンスが安定しない
・ストレスを抱え苦しんでいる

書籍の概要

「日々の疲れが抜けない」
「ストレスを抱え苦しんでいる」
「休職を考えている」
「つらくて動けない」
そんな人々を長年サポートしてきた
鈴木裕介医師が【本当に心と体を回復させる】休み方を教えます。

この本の著者

著者
鈴木 裕介

経歴
2008年高知大学卒。内科医として高知県内の病院に勤務後、一般社団法人高知医療再生機構にて医療広報や若手医療職のメンタルヘルス支援などに従事。2015年よりハイズに参画、コンサルタントとして経営視点から医療現場の環境改善に従事。2018年「セーブポイント(安心の拠点)」をコンセプトとした秋葉原saveクリニックを高知時代の仲間と共に開業、院長に就任。また、研修医時代の近親者の自死をきっかけとし、ライフワークとしてメンタルヘルスに取り組み、産業医活動や講演、SNSでの情報発信を積極的に行っている。

専門領域
内科医・心療内科医

https://toyokeizai.net/list/author/%E9%88%B4%E6%9C%A8+%E8%A3%95%E4%BB%8B

サクッと内容解説

休んでも休んでも疲れが取れない原因の一つとして『ストレス』があります。

ストレスの原因になっているものを「ストレッサー」と言いますが、ストレスに気づくことを難しくしている理由の一つに、ストレッサーが多様であることがあげられます。

ストレッサーは2種類に分類される

僕たちの心にダメージを与えるストレッサーは色々な分類方法がありますが大きく分けると

✅ライフイベント
✅デイリーハッスルズ

の2つに分かれます。

ライフイベント🔽
ライフイベントは人生において大きな変化をもたらす出来事のことで、家族との死別、結婚、離婚、失業、引っ越しなどのこと

デイリーハッスルズ🔽
デイリーハッスルズは満員電車や生活騒音、面倒な家事など普段から経験するような日常の些細な出来事のことを言います

ストレスの原因は良い出来事だけじゃない

ライフイベントもデイリーハッスルズも自分がストレスに感じるであろう出来事

例えば

✅満員電車や騒音
✅家族との死別
✅離婚

などは分かりやすいストレッサーですよね。

ただ、ここで注目してほしいのが、結婚や妊娠、夫婦の和解、昇進なども含めた職位の変化など、一般的にポジティブと思われるライフイベントもストレスの原因となっているということです。

自分にとっては嬉しいポジティブな変化であってもストレスポイントは加算されていて、それが原因で体調を崩す理由にもなります。

ストレスは相殺されない

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50点のショックな出来事と50点の嬉しい出来事が同時に起きたとしたら、プラスとマイナスで0点に相殺されるわけではなく、どちらもプラスなので100点のストレスが実はかかっています。

なので、日々のストレスに加えて、嬉しくて刺激的な出来事が起きたときは、心身に負担がかかっていることを自覚することが大切です。

「誰かのため」に生きすぎない

こんな人におすすめ

・人生が生きづらい
・人間関係に疲れている
・自分より他人を優先してしまう

書籍の概要

仕事・人間関係・子育て・介護など、誰かのためにがんばりすぎてしまうあなたへ。
一生懸命だったり、周りに気を配れたり、誰かのためにがんばれる人は素敵な人です。
でも、がんばりすぎてしまって自分が倒れたり、つぶれてしまったら、あなたがもったいない。
本書では、頑張りすぎてしまう人が適切に休んだり甘えたりすることができるよう、疲れてしんどい心にしみ込む、ゆるっと優しい言葉たちと精神科医の知見を贈ります。

この本の著者

著者
藤野 智哉

経歴
精神科病院の副院長をしつつ医療刑務所勤務やテレビや出版などしてます。おかげさまでTwitterは8万人越え。Twitterより少し詳しく話したいことなどを精神科医の視点を交えて語っていきます。

専門領域
精神科医

https://note.com/tomoyafujino/n/nbc6c25170e16

サクッと内容解説

誰でもしんどい時って必ずありますよね😂

自分が気づいていないだけで、身体からのサインが出ていることもあります。

✅ 会社にいくのが本当につらい
✅ 家事が手につかない
✅ 何をするのもおっくう
✅ 朝が起きられない

ほかにも

✅読書やテレビに集中できなくなった
✅他人からの言動で傷つきやすくなった

などなど、疲れているときというのは様々な形で身体からサインが出ています。

身体からのサインは徐々に大きくなっていく

身体から発せられる小さなサインは徐々に大きくなっていくので、気づいたら手遅れになっていたというケースも珍しくありません。

もしそんなサインに気づくことができたら、まずなによりも大切なことが『自分を休めてあげること』です。

サインに気づいても休めない人が多い

『しんどい時ほど休むことが大切』というのはみなさんも知っての通りのことだとは思いますが、頭では分かっていても、しんどい時ほど、あせりや不安で休めなくなる人はとても多いです。

たとえば、しんどくて仕事を休みたいとき

✔️『今休んだら、まわりに迷惑をかけてしまう』
✔️『しんどいけど、みんなもしんどいんだから頑張らなきゃ』

というように『しんどい。だから休もう。』ではなくて、『しんどい。けれど頑張ろう…。』になってしまいがちな人がとても多いです🥲

小さなサインを見逃さない

心身ともに疲れていると身体からいろいろなサインが出てくるので、そのサインを見逃さず、自分を労わってあげることが大切ですが、そうはいっても『ほかの人に迷惑がかかるから』と、人は頑張らなきゃいけない理由を探してしまいがちです…。

疲れているときは休むのが一番ですが、いざ休日になっても『有意義なことをしないと』という焦りと、だらだらと過ごすことに罪悪感を感じてしまう人も少なくありません。

休む理由をたくさん見つけてあげる!

そこで、休むことに対する罪悪感や不安・焦りを少しでも取り除くために、考え方を少し変えてみて、逆に休む理由というのを考えてみましょう。

✅ しんどい時はどうやっても効率は上がらない…!
✅ 明日ベストな状態で仕事をするために今日は休もう!!
✅ たいていのことはなんとかなるし、自分の体が一番大事!!

などなど、改めて考えてみると休む理由というのはたくさんあります^^

自分なりに納得のいく『休む理由』考えてみて適度に自分に『休み』与えてあげられるようにしていきたいですね😊

感想

僕も普段仕事をしていて『しんどい。だから休もう。』ではなく『しんどい。けれど頑張ろう…。』という思考になることが多いです😓

これはきっと僕だけでなく、皆さんもきっとほとんどの人がこういう状態になっているんじゃないかなと思います。

しんどい時は体からのサインが必ずなにかしらの形で出てくるので、それを見逃さないように、もし見つけてあげることができたら、しっかりと休んであげたいですね✨

あやうく一生懸命生きるところだった

こんな人におすすめ

・一生懸命生きているのにモヤモヤしている
・常に仕事に追われている
・人生に疲れている

書籍の概要

「こんなに一生懸命生きているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、やりきれない気持ちが限界に達し、40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞め、「一生懸命生きない」と決めた著者の心がラクになる、ベストセラー人生エッセイ。

この本の著者

著者
ハ・ワン

経歴
イラストレーター、作家。1ウォンでも多く稼ぎたいと、会社勤めとイラストレーターのダブルワークに奔走していたある日、「こんなに一生懸命生きているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、やりきれない気持ちが限界に達し、40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞める。フリーのイラストレーターとなったが、仕事のオファーはなく、さらには絵を描くこと自体それほど好きでもないという決定的な事実に気づく。以降、ごろごろしてはビールを飲むことだけが日課になった。

https://diamond.jp/ud/authors/5df1fffc77656169f7000000

サクッと内容解説

この社会はとにかく『やる気』が大好きです。

僕たち自身も『やる気=素晴らしいこと』というイメージがなんとなくありませんか??

もちろんひたむきに努力して頑張っている人を嫌う人は少ないと思いますし、逆に自分が社長の立場で、働く社員を選べるとしたら、やっぱりやる気のある人材を選ぶと思います。

しかし最近では逆に、仕事に対して『やる気があったらいいもの』から『当然、持つべきもの』になりつつある現在は穏やかとは言えません。

やる気は本来自然と湧いてくるものである

世論では

✅『やる気をもとう』
✅『やる気なしになしえることはできない』

という意見が多数派で、本屋に行けば、失ったやる気を取り戻すための書籍がたくさん置かれていたり、そういった講演に参加する人も少なくありません。

そして、会社はどうでしょうか??

会社としても当然、社員が愛社精神を持って、やる気をもつことを望んでいます。

どうやら会社は『お金のためにはたらく人間』ではなく、『やる気をもってともに成長しようとする人間』を望んでいるようです。

『仕事』なのだから仕方がない

ここまでやる気が当たり前の世界になってしまうと、やる気が出ない人にとっては不利な世の中で、不安を感じてしまいます。

だから『ないやる気』を無理やり出そうとして、結果、数多くの『やる気コンテンツ』が注目されるようになります。

『自分の仕事にやる気がもてなくて心配です』というのは、周りの友達や家族、仕事の同僚、ネットでも、よくある悩み相談の一つですよね。

嫌いなことは愛せない

しかし、これはある意味仕方のないことで、好きでもない人を目の前にして『私はどうして、あなたのことを愛せないのかな』と悩むようなものです。

どんなに努力しても、愛せない時点で、その人は恋愛対象ではありません。

これは仕事にも同じことが言えて、やる気の根っこの部分には愛情があるので、『やりたくない』と自分が感じているのなら当然やる気は出ません。

やる気コンテンツに触れて、瞬間的に意欲が湧いてもそれは決して長続きしません。

やる気とは他人から望まれて出すものではなく、自らが作り出すものです。

仕事にやる気は必要ない

そもそも仕事にやる気は必要なんでしょうか。

たまにやる気が死ぬほどでない時でも、会社に行って働く時ってありますよね。

その状態でも十分に働けているし、好きでやる仕事もある一方で、仕事のほとんどはお金を稼ぐためにあります。

労働の対価としてお金を受け取っているのに、やる気まで要求されるのは、ちょっとほしがりすぎだと思いませんか??

やる気がどうしても出ないのなら

やる気が出ないのであれば、目の前の仕事を淡々とこなしていけばよいだけです。

もしかしたらそのうち仕事が好きになってくるかもしれないし、ほかにやる気を出せる仕事が見つかるかもしれません。

『やる気』には限りがある

みなさんも知っての通り、やる気とは頻繁に生まれるものでも、持続可能なものでもありません。

やる気はすり減るものなので、むやみに使おうとすると、本当に必要なときに使えなくなります。

いつかやる気を注ぎたくなるような仕事や自分が心からやりたいと思えることのために、自分のやる気を大切にするほうが、人生が豊かになるような気がしませんか??

感想

『やる気はすり減るもの』というのがすごくその通りだなと思っていて、出ないやる気を無理に出そうとするとどうしても疲れちゃうし、そういう疲労がたまっていくと、気分が鬱っぽくなっていきます。

そうなると、自分が今までに楽しいと思えていたことが楽しめなくなったり、本当にやりたいことができなくなってしまうような気がします。

いつかきっと出会える、やる気を注ぎたくなることのためにも大切にしていきたですね^^

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この記事を書いた人

みなさんこんにちは!
フリーのwebクリエイターとして活動しているkeiです。
普段はホームページ制作とstandfmアプリにて音声配信を行っています。

プロフィール
https://web-int.jp/profile/

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