ブックログは年間120冊の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、眠れなくなるほど面白いタンパク質の話という本を読んでみて、感じたことについてお話していきます。
この本は、立命館大学スポーツ健康科学部教授の藤田聡さんという方が書かれた本になります。
僕は小学校から高校卒業までずっと運動部に所属していて、社会人になった今も運動や筋トレを日々の生活で取り入れるようにしています。
筋トレもするのでプロテインを飲むことが多く、筋トレにはまっていたときは筋肉をつけるための食事を色々と調べながら日々の生活に取り入れていました。
筋肉のための食事生活はおそらく3カ月くらいしか続かなかったのですが。。
その時に色々と調べていたこともあって、この本を見つけたときに興味が湧いたのがこの本を読んだきっかけです。
タンパク質に関する内容で色々とわかりやすく書かれていたのですが、特に印象に残ったことについてお話します。
タンパク質の重要性について
タンパク質は筋肉をはじめ、血管や内臓、皮膚や髪の毛、爪など体の大部分がタンパク質でできており、体重の約3~40%を占めているそうです。
これを聞いただけでもタンパク質って体にとって重要な栄養素なんだっていうのが伝わってきますよね。
次に、タンパク質不足が引き起こすリバウンドの原因についてお話します。
ダイエットをしようと思い立った時、みなさんは最初になにを思い浮かべますか??
運動をするとか日々の食事を見直したり、食事制限についても思い浮かべる方が多いんじゃないかなと思います。
この「食事制限で痩せる」という考え方自体は正しいのですが、間違った方法でやってしまうと痩せるどころか以前よりもさらに太ってしまう危険性があります。
この「間違った方法」というのが、食事制限を行うために摂取カロリーを抑えようとして、タンパク質の量までも減らしてしまうということです。
タンパク質の摂取量が減ってしまうと何が困るのか。
それは、タンパク質が減ることで筋肉量が減ってしまうということです。
筋肉量が減ってしまうと、基礎代謝が落ちて太りやすい体質になってしまいます。
それに加えてさらに怖いのが、基礎代謝が落ちたことで、元々太りやすい体になっているため、食事の量を以前の状態に戻すとすぐにリバウンドしてしまいます。
一度失ってしまった筋肉は運動しなければ戻ることはなく、脂肪だけが増えるため、食事制限のダイエットを実施した結果、痩せにくいだけの体が出来上がってしまいます。
これを防ぐために大切なことは、食事制限を行っている時でもしっかりとタンパク質は摂取することです。
タンパク質の一食あたりの目安量は20~30gで、一日で考えると、肉か魚を200g、卵を1~2コ、納豆や豆腐などの大豆製品を使ったレシピを2~3品取れればOKです。
最後に
今回については、特に印象にのこったリバウンドの原因についてお話しました。
食事制限をしても体重がなかなか落ちないという方は、タンパク質不足が一つの原因になっているかもしれません。
他にもタンパク質に関する内容がすごく分かりやすく書かれているので、気になった方は是非読んでみてください!