みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、自分が安心できるつながりを見つけるというテーマで「心療内科医が教える本当の休み方」という本について紹介していきます。
つながりはストレスから身を守る
僕たちはストレスを受けるとイライラしたり動機が激しくなる攻撃な反応が出たり、人によっては逆にだるくなったり、意欲が低下したりする防御的な反応が現れます。
こうしたストレス反応に対して、有効な方法の一つに「つながりを持つ」という方法があります。
人はコミュニケーションやつながりを持ち自分は安全で安心だと感じることで初めて体は休まります。
分かりやすい例で言うと、信頼できる人の穏やかな笑顔は安心できる感覚を心地よく刺激してくれます。
ですが、中には他人とつながることに対して抵抗感がある人もいるかと思います。
その場合、つながる相手というのは必ずしも人である必要はありません。
たとえば、ペットなど体温のあるものに触れたり、生き物でなくても思い入れのあるぬいぐるみや、スヌーピーの物語に出てくるライナスという男の子は、お気に入りの毛布を抱きしめることでつながりや安心感、心地よさを感じています。
もう一つは、自分が大きなネットワークの一員であるという感覚を得ることも安心感や人間の幸福感に直結します。
風を感じながら自然が豊かなところを散歩したり、自然によってつくられた絶景を見たときなど、そこには「自然とのつながり」を感じることができます。
ヨガや瞑想、スポーツを通じて自分の身体と向き合い声を聴こうとすることで、自分と体のつながりを感じることができます。
美術館に行って絵画を眺めることで、昔の人によって描かれた絵画の中に存在する人々の生活や作者の心情を想うことで、これまでの歴史と自分が今ここにいることへのつながりを感じることができます。
こうしたつながりは僕たちにじんわりと生きる力や癒しを与えてくれます。
まとめ
ここまで「自分が安心できるつながりを見つける」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話をまとめると
安全・安心という感覚は疲れた心と体を癒すためには必要なもので、人はつながりを感じることで安心感を得ることができる。
つながりというのは必ずしも「人」である必要はなく、ペットやぬいぐるみ、お気に入りの毛布でもそこにつながりを感じることができる。
というお話をしてきました。
「つながり」と聞くと人をイメージしたりなんらかのコミュニティに属すというイメージがあったのですが、それは必ずしも人である必要はないというのは新しい発見でした。
小さいころから慣れ親しんでいるものはそばにあると安心できますよね。
自然を見たり身体や心の声を聴いてあげる行為も安心感を得るためには効果的なので、もっと積極的に触れていこうと思いました。