みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、日常を幸せに変える聖なる口癖というテーマで「ありがとうの教科書」という本について紹介していきます。
「ありがとう」という言葉がもつ効果
みなさんの日々の生活の中でどれくらい「ありがとう」という言葉を口にしていますか??
というような「ないもの思考」では、いくらこれらを手に入れても、またほかの「ないもの」を探し続けてしまいます。
そうではなく「ありがとう思考」を身につけることで、今すぐ幸せを感じることができるようになって、その「感謝」のエネルギーに引き寄せられて、たくさんの幸せを感じることができるようになります。
多くの人は「感謝」というものが、なにか恩恵を受けたときにするものだと思っています。
もちろんそれも大事ですが、もっと大事なことは「今あるものに気づいて、それに感謝をすること」です。
とはいえ、日常生活の中に「感謝を伝える場面はあまりないんだ」という人は、心が動いたときに感謝をする方法がおすすめです。
好きなものを食べて「おいしい」と感じたときや子供の顔を見て「かわいいなあ」と思ったときなど、心が動いた瞬間に「ありがとう」とか「ありがたいなあ」という言葉を口にしていきます。
ネガティブなことにも感謝する
しかし、幸せを感じる瞬間は自然と感謝の言葉が出るようになりますが、苦手なことや苦痛を感じることに対して感謝することって難しいですよね。
女性の方は特に多いと思うんですが、ドライヤーをかけることを「めんどくさいなあ」と思っているひとも多いのではないでしょうか??
ドライヤーに限らず、掃除や洗濯など面倒な作業って「早くおわらないかなあ」って思いながら作業をしちゃいがちですよね。
この「めんどくさい」と感じている瞬間というのは、髪が濡れている状態をA地点として乾いた状態をB地点とすると、A地点にいることの価値は低く僕たちは急いでB地点に行こうとします。
けれどこの「早くB地点にいかなきゃ」と思うことは、未来に意識が完全に向いている状態で今を生きていない状態ともいえます。
このA地点からB地点にたどり着くまでの過程を苦痛ととるか感謝ととるか、どちらも選んでも「髪が乾く」というゴールにたどり着くまでの時間も一緒ですよね。
ドライヤーなどの日常的な行為はほとんど毎日続くものなので、髪を乾かすたびに「はやく終わらないかなー」とイライラしながらやるよりも、感謝をしながら楽しんだほうがきっと幸せです。
ネガティブに感じることにも感謝するためのコツ
苦痛な時間だけど感謝したい!
こんな時に役立つのが「聖なる○○」という言葉です。
これは、どんなものでも感謝に変化させることができる魔法の言葉になります。
ドライヤーであれば「聖なるドライヤー」や「聖なる温風」と言葉にすると、ドライヤーの印象が一瞬で変わりませんか??
「スイッチをいれただけでこんなに風が吹くなんて」とか「ボタン一つで冷風と温風が切り替わるなんて」という新しい発見もあるかもしれません。
こう考えてみると今までは苦痛だった時間のイライラがいつのまにか消えています。
家事や仕事でも「聖なる洗濯」「聖なる掃除」「聖なる打ち合わせ」と口にしてみると、今まで面倒だと思っていた気持ちが消えて感動と感謝をもつことができるようになります。
また、同じことをイライラしながらやるのと感謝しながらやるのとでは、仕上がりにも大きく差が出ます。
まとめ
ここまで「日常を幸せに変える聖なる口癖」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話では
幸せを感じるためには「ありがとう思考」を身につけ感謝することが大切だが、やりたくないと思っていることや苦痛に感じていることに対して感謝をすることは難しい。
苦痛な時間だけど感謝したいときに役立つのが「聖なる○○」という言葉。
家事や仕事でも「聖なる洗濯」「聖なる掃除」「聖なる打ち合わせ」と口にしてみると、今まで面倒だと思っていた気持ちが消えて、感動と感謝をもつことができるようになる。
というお話をしてきました。
感想
聖なるという言葉を頭につけると、なんでもない日常の行為でもなぜか神聖な気持ちになりますよね。
日常生活の中で「めんどくさいなあ」と感じることはみなさん少なからず必ずあると思うので、少しでも前向きに取り組むことができるようになれれば嬉しいです。
ムカつく上司とかがいれば「聖なる上司」というふうに言い換えてみるのも面白そうですね。