みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、声の印象をあげて信頼される方法というテーマで「秒で信頼される声と話し方」という本の内容について紹介していきます。
理想的な声とは
人から信頼される人になるためには、信頼される声の出し方が大切です。
理想的な信頼される声というのは
1.声が大きい
2.透明感がある
3.とおっている
4.安定している
5.程よい高さである
の5つがあげられます。
声はボイストレーニングによって鍛えることができ、変えることができるので、気になっている人、もしくは
信頼される声を手に入れたいと思っている人はそういうトレーニングを受けるのも一つの方法です。
もう一つ、まず問題があると感じる声
1.声が小さい
2.こもっている
3.うわずっている
4.ざらざらしている
5.高すぎるまたは低すぎる
など、どれかに心当たりがある場合、これらに共通して言えるのが、声を出すときに力んでしまっているケースがあります。
力が入ってしまう場所としては『首や肩』または『胸・背中・腕』など、上半身に無駄な力が入ると『人間の身体』という楽器が共鳴せず、悪い声の出し方になってしまいます。
声を出すときに身体に力みがあると、負荷をかけながら声を出している状態と同じなので、良くとおるような響く声にはなりません。
反対にリラックスをして体を緩めて声を出し、身体のそれぞれの部位が共鳴することで、声に響きとつやが出て、心地よく感じられるようになります。
声の強弱・高さ・テンポ
次に声の強弱・高さ・テンポについても解説していきます。
声は、聞こえてくる高さによって感情の揺さぶられ方が変わってきます。
例えば『高音』は明るく楽しい気分になりやすく『低音』は暗く悲しい気分になりやすい一方で心を落ち着かせる効果があります。
また『中低音』には人の心に寄り添う効果があります。
もう一つ、感情に影響を与える要素の一つとして『声の強弱・ボリューム』もあげられます
これはみなさんも想像しやすいと思うのですが、声が大きいと力強さを感じる一方で、声が小さいと自信のなさを感じます。
ですが、声が大きければいいのかというと決してそういうわけではありません。
この辺の関係性についても後で解説していきます。
そしてもう一つ、『声』と密接にかかわってくるのが、話し方の『テンポ』になります。
これは単純に早いか遅いかですね。
先ほど紹介した、声のトーン、ボリューム、テンポの3つの組み合わせで、相手に与える印象は大きく変わってきます。
例としては
という3つの条件の場合、自分の主張を相手に伝えたいという印象が強くなりますが、上記条件のうちテンポが速くなってしまうと、見栄を張りたがっているという悪い印象になってしまいます。
という3つの条件の場合、相手に威圧感を与える悪い印象になりますが、大きな低い声でもゆっくり話すことで、説得力があり信頼される良い印象になっていきます。
国会議員の演説では『大きな声でゆっくり』が基本になっていますが、このとき声が高くなってしまうと、途端に自己主張の強さとプライドが高い印象が強くなり、内容にも信頼性がなくなるため『口だけの人』という評価になります。
自分の声と話し方はどの部分に当てはまるのか。
その短所を理解し意識していくことで、すぐに好印象な話し方に変えていくことができるようになります。
まとめ
ここまで「声の印象をあげて信頼される方法」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話では
理想的な信頼される声というのは
1.声が大きい
2.透明感がある
3.とおっている
4.安定している
5.程よい高さである
という5つがあげられる。
身体の余計な力を抜くことで、身体の各部位が共鳴しよくとおる声になる。
また、声のトーン、ボリューム、テンポによっても、相手に与える印象が変わってくるので、常に意識して話すことでより好印象な話し方に変えていくことができる。
というお話をしてきました。
感想
話し方を改善するためにはまず自分がどんな話し方をしているかを知る必要があるので、自分の声が相手にどんな風に聞こえているのかを知るために、録音をして、媒体を通して聴くことが必要になります。
最初は自分の声に違和感を感じてしまいますが、聴いているうちに慣れてくるので、客観的に聞くことができれば、声のトーンやボリューム、テンポを知ることができます。
それらを知ったうえで声の出し方を意識していくと、相手に好印象をもってもらいやすくなるので、もし自分の声や話し方が気になっている人は、まずは自分がどんな声のトーン、ボリューム、テンポで話をしているのかを把握するところから始めてみるのがおすすめです。