みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、10年後なくなっていく仕事5選というテーマで「10年後のハローワーク」という本の内容について紹介していきます。
AIによって今後なくなっていく仕事
今後AIが普及していくにつれて、それに影響を受ける業種というのがあります。
AIの影響を受けるであろうといわれている仕事を5つ紹介していきます。
ホワイトカラー
1つ目は業種という枠組ではないのですが『ホワイトカラーの仕事』です。
このホワイトカラーの仕事は、現在でも企業が生産性を高めるために徐々に自動化されていってることがありますが、AIが普及にしていくにつれてより大きな影響を受けていきます。
その理由として、現時点のChatGptに代表される生成AIは、大卒の学生程度の事務処理能力を持っているといわれています。
大学入学試験や資格試験においても「優秀な生身の人間」にも負けない点数を出すことができますし、それぞれの企業に合わせたカスタマイズを行うことも可能です。
優秀な大学を卒業した人、一人を40年以上雇う場合にかかる数億円の人件費よりも、生成AIを導入したほうが企業にとってメリットが大きくなっていきます
小売り業
2つ目は小売り業です。
すでにみなさんも目にしたことがあると思いますが、スーパーやコンビニではセルフレジが導入されていますよね。
小売業界は常に人手不足な状況なので、他業界と比べても積極的にAIを活用し始めている業種です。
店内の防犯カメラのデータを解析して、顧客の購買意欲を分析材料として統計をとり、分析をするAIの開発なども進んでいます。
今後はセルフレジだけでなく、仕入れや顧客管理などもAIが行い、レジはセルフで店長一人だけで店を経営していくことということも十分あり得る話となっています。
金融
3つ目は金融です。
現時点でもAIの普及や自動化によって特に影響を受けている分野で、AI化が最も進む業界と言われています。
金融業はお金を集めてお金を融通していく仕組みですが、その中の様々な過程でAIのほうが人よりも上手に有利な答えを出すことができます。
金融業はAIが普及する前からスマホで保険の契約が簡単にできるようになったりなど情報化による影響を受けていたため、わざわざ店頭に出向く必要性がなくなり多くの店舗が統合や閉鎖となっています。
今後はAIが集めた情報を意思決定するわずかな人だけが残りほとんどの業務は自動化されていきます。
ソフトウェア・プログラミング
4つ目はソフトウェア・プログラミングです。
プログラムを書くという作業自体は生成AIでもかなりできるようになっています。
ChatGptでも小規模なプログラムであれば実用できるレベルで作成が可能です。
ただし、プログラミング自体がなくなるわけではなく、AIに指示をだすためにはプログラミング言語に対して深い知識を持っている人の方がAIを上手に使えることができるため、一部の優秀なプログラマーは担える仕事がより大きく増えていきます。
自動車・交通関連業
5つ目は自動車・交通関連業です。
AIによる自動運転が導入されていくことで、影響を受ける業界と言われています。
しかし、もともとドライバー業界は人手不足で夜行バスの運転手や運送業のドライバーさんも長時間労働が問題になっているニュースは珍しくありませんよね。
今では路線バスの運営自体が、運転士が必要数の半数しか確保できず、運行自体を辞めて撤退するケースもあるそうです。
自動で運転が普及していくことで、深刻な人手不足が解消されていく良い効果も期待できます。
まとめ
ここまで「今後なくなっていく仕事とは」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話では
AIが普及していくことで影響を受けるといわれている業種として
・事務職などのホワイトカラー
・小売業
・金融業
・ソフトウェア・プログラミング
・自動車・交通関連業
の5つがあげられる。
というお話をしてきました。
感想
個人的には本業でもあるプログラミングの部分がAIに取られちゃうというのはすごく悲しいですね。
ついこの間ChatGptでホームページを作れるか試してみたんですが結構すごかったです。
こちらから指示をだすとそのプログラムを作ってくれるんですよね。
指示は具体的にちゃんと出していたんですが、例えば「画像を三つ並べて」とか「画像の下には文字を入れて」みたいに指示を出すとそれが表示されるプログラムを書いてくれたり、ちょっとした動きとかも指示するとそれにも対応していてすごいなと思いました。
今はプログラミングの知識がなくても簡単なサイトが作れるようになったりもしているので、今後の動きにはより注目していきたいですね。