ブックみなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間１0０冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、他人に対してモヤモヤしてしまうときというテーマで「科学がつきとめた運のいい人」という本について紹介していきます。
この本はデザイナーとして活動されているjamさんという方が精神科医監修のもと書かれた本になります。
各項目ごとに猫のかわいい4コマがあって 読みやすい1冊でした。
あいつは今ごろパフェでも食っている
人間関係で嫌な思いをして、モヤモヤを引きずってしまうことってありませんか？？
僕もお客さんとのやり取りで面倒な相手の対応や、相手の言動をいちいち深読みしようとしてモヤモヤしてしまうことが良くあります。
心理学では嫌なことをした相手は何をしたか覚えていないことが多いから考えるだけ無駄で、切り替えた方が良いと言われていますが、そんなことを言われて「じゃあ分かりました」ってすぐに切り替えられるものでもないですよね。
人間関係でモヤモヤしているそんなとき、著者が友人から言われた一言に著者はハっとさせられます。
その言葉は本書のタイトルにもなっている「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」という言葉です。
その言葉を聞いたとき「嫌な相手のためにこっちが真剣にモヤモヤしていても自分が気にしてあげた分だけ相手がこっちを気にしてくれるわけではない」とハッとして、心が楽になったそうです。
恋をするように寝ても覚めても、嫌な相手のことを考える必要はありません。
ムカついている相手が「今ごろパフェでも食ってのかな」と想像してみると滑稽でなぜか心がスッとします。
ブックモヤモヤしている相手がいるときは、ドーナツでも食べながら 「今ごろパフェとか食ってる」とつぶやいてみましょう。
まとめ
ここまで「他人に対してモヤモヤしてしまうとき」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか？？
今回のお話をまとめると
他人に対してモヤモヤしていても、こっちがモヤモヤしてあげた分だけ相手もこっちのことを考えてくれるわけではない
「考えるだけ無駄なこと」というのはわかっていてもすぐに切り替えるのは難しいので、モヤモヤしているときはドーナツでも食べながら「今ごろあいつパフェでも食べてるのかな」とつぶやいてみよう
というお話をしてきました。
感想
モヤモヤしている相手がパフェを食べているところを想像すると少しだけ笑えてくるような気がします。
人によってはもしかしたら「呑気にパフェでも食べやがって」と逆にイライラしてしまう人もいそうですね。
この著者さんが体験したように、友人からの何気ない一言が 妙に心に響いて今まで感じていたモヤモヤが晴れることってありますよね。
今回紹介したのは「パフェでも食ってる」と考えてみるという対処法ですが 自分が納得できる考え方を見つけていきたいです。
