みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、自分がなりたいキャラクターを決めて行動するというテーマで「物語思考」という本について紹介していきます。
目標を達成できそうなキャラになりきる
前の記事では「頭の枷を外して自分のやりたいことを考えてみる」というお話をしてきました。
次に自分のやりたいことが決まったら「どういうキャラだったら実現できそうか」ということを考えていきます。
身近な人や有名人など、それでも思いつかない人は過去の偉人でも大丈夫です。
自分がやりたいことを実現するために「この人だったら達成できそうだな」という人物を決めて、今後はその人になり切って行動をしていきます。
補足としてキャラクター像は使い分けても大丈夫です。
Aという目標を達成するためにはとある有名人のキャラクターをイメージした行動をとり、Bという目標を達成するためにはとある偉人のキャラクターをイメージした行動をとっていくみたいな感じです。
「このキャラだったら目標達成のためにこういう行動をとりそうだな」とイメージすることが重要なのですが、同じくらい大切なことが、キャラを作るためには、実は行動が欠かせないということです。
「自分はこういうキャラだ!というものがあるからこそ、その設定をもとに行動するのでは?」と思うかもしれませんが、正確に言うと「キャラが作られる」と「行動をする」というのは、自転車でいうところの両輪みたいなものです。
つまり、イメージしているキャラがあるからこそ、そのキャラっぽい行動をするし、キャラっぽい行動をするから、実際にそのキャラになっていく、という関係になります。
実際に行動することの大切さとは
突然ですが、みなさんは自分のことをどう分析しているでしょうか??
「自分のことだから自分の性格や性質はよく理解している」と思いがちですが、実は、第三者が自分の普段の行い、態度を見て評価しているのと同じように、自分も自分自身の行動を見て評価しているという説があります。
これはどういうことかというと、他人から見て自分が「この人は優しいな」と思われる行動をとっていれば、他人からは「優しい人だ」という評価になりますよね。
この行動を見て評価するのと同じように、自分も自分自身の行動を見て「自分は優しい人」と解釈するそうです。
ついつい僕たちは、自分のことは「自分は優しい人間だから、優しい行動をしている」と思ったりしがちですが、意外とほかの人が見ているように「優しい行動をしている姿を見て、優しい人だと認識する」ということになります。
実際に自分で自分のことを優しい人ではないと思っていても、優しい行動をとり続けることで、相手からも優しい人と思われるようになりますし、自分のことも優しい人間だと思えるようになります。
まとめ
ここまで「自分がなりたいキャラクターを決めて行動する」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話では
頭の枷を外して自分の達成したい目標が決まったら、その目標を実現できそうなキャラクターを決める。
キャラが決まったら「そのキャラだったらどういう行動をとりそうか」というのを考えて、実際に行動してみる。
考えて実際に行動することで、目標を達成することができるキャラクターに自分を変えていくことができる。
というお話をしてきました。
感想
自分の行動を見て、自分の評価をしているというのは面白いなと思いました。
自分が気にしているコンプレックスとかがあっても、それを気にしない行動を心がけていると、その行動から頭の中では「全然気にしてないんだ」という認識になって実際に気にならなくなってくるかもしれないということですもんね。
この本を読んで行動に移すことの大切さというのを改めて認識できました。