みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、キャッチコピーに使えるテンプレートというテーマで「ポチらせる文章術」という本の内容について紹介していきます。
キャッチコピーにはベネフィットが鉄則
前の記事では、お客さんに振り向いてもらえるキャッチコピーを作るには、その商品・サービスによって得られるベネフィット・ハッピーな未来を伝えることが効果的というお話をしました。
歯医者さんの例で言うと
とキャッチコピーよりもこれにベネフィットを付け加えて
みたいな感じですね。
歯医者って僕は今も怖いですが、子供にとっても怖いイメージを持っている子も多いと思うので、こんなキャッチコピーの歯医者があったら親としては気になりそうですよね。
売れるキャッチコピーはこういう風に「お客さんがそれにお金を払った結果どういう未来が待っているのか」を伝えられるように作ることが大切です。
キャッチコピーで使えるテンプレート
売れるためのキャッチコピーを作るためには試行錯誤しながら取り組んでいくことで徐々にコツがわかってきて上達もしていきますが、初心者でも簡単に作れるテンプレートというものがあります。
一つはアメリカの偉大なコピーライターが書いた有名なコピーで、60年以上反応をとり続けたキャッチコピーというのがあります。
そのコピーというのが
私がピアノの前に座ると、みんなが笑った。
でも引き始めると…
で終わるコピーです。
途中で終わっていると、そのあとどうなったの!?ってつい気になっちゃいますよね。
一度馬鹿にされた主人公がスーパースターになっことをにおわせています。
また、人には「途中で終わってしまったことを最後までやり遂げたい」という性質があって、結末を知るまでどうしても気になっちゃうというザイガニック効果が使われています。
同じように「○○すると○○が笑った。でも○○すると…」というコピーを使って、例えば次のようなコピーが作れます。
インスタントコーヒーの広告なら
エステサロンの広告なら
という感じで、一つ目も二つ目も、コーヒーが好きな人やエステに行きたいと思っている方なら、そのあとどうなったの!?となりつい広告を見に行っちゃいそうですよね。
意外性の高い提案で使えるテンプレート
これ以外に「意外性の高い提案」で使える効果的なテンプレというものもあります。
その5つのテンプレートというのが
・○○で○○する方法
・なぜ○○で○○なのか
・まさか、○○で○○するなんて
・こうやって私は、○○で○○できました。
・○○で、あなたも○○しませんか?
というものです。
例えばですが、営業セミナーの集客で
というキャッチコピーがあったとします。
営業なのに、売り込まないってどういうこと?っていう意外性がありますよね。
これだけでも十分効果的なんですが、先ほどのテンプレに当てはめると
・「売り込まない営業法」で「契約を増やす方法」
・なぜ「売り込まない営業」で「契約が増えるのか」
・まさか「売り込まない営業」で「契約が増える」なんて…
・こうやって私は「売り込まずに」「契約を増やしました」
・「売り込まない営業」であなたも「契約を増やし」ませんか?
という5つのコピーが作れるようになります。
まとめ
ここまで「キャッチコピーに使えるテンプレート」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話では
売れるキャッチコピーを作るためには、テンプレートに沿って当てはめていくことで初心者でも簡単に作ることができるようになる。
その一つがアメリカの有名コピーライターが作ってから60年間も使われ続けている「○○すると○○が笑った。でも○○すると…」というキャッチコピー。
それ以外にも「意外性の高い提案」で使える効果的なテンプレとして
・○○で○○する方法
・なぜ○○で○○なのか
・まさか、○○で○○するなんて
・こうやって私は、○○で○○できました。
・○○で、あなたも○○しませんか?
という5つのテンプレートがある
というお話をしてきました。
感想
意識してみると普段の広告とかでもテンプレートが使われいることがよくあります。
こういう知識を持っていると興味とは違う意味で広告を見れるようになるので少し面白いです。
また、商品・サービスの販売を担当されている方はテンプレートを活用してキャッチコピーを作ってみるのも良いかもしれませんね。