みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。
今回については、悩んでいる時こそ絶好の読書チャンスというテーマで「人生で大切なことはすべて『書店』で買える」という本の内容について紹介していきます。
悩みごとは良い本に出合える精度の高い地図
人間関係や仕事のことで悩んだとき、とことん落ち込むのは良いことです。
とことん落ち込んだ経験のない人は将来退屈な人になってしまいます。
この、とことん落ち込んだ経験のない人が退屈な人になってしまうのは、本を読むチャンスを逃しているからです。
落ち込んだ直後に本を読めば必ず復活することができます。
あらゆる本は複雑な人間関係や仕事の悩みごとなどを紐解いてくれるために存在していて、落ち込んだ時、うまくいかない時ほど深く味わうことができます。
その時は気づかなかったけど、あとあとになって、上司や親、先生が言っていたことが心にしみこんでくることってありませんか??
失敗したときに初めて『だからあのとき、こういうふうに言ってくれてたんだ』と気づくことがよくあります。
それと同じで、悩みに直面している瞬間というのは、すでに精度の高い地図を手にしているようなものなので、運命の言葉に出会う確率も高くなります。
悩み事というのは読書にとってこの上ない贅沢なチャンスにつながり、悩み事の多い人ほどたくさんの言葉に出会い、吸収していくことができるようになります。
苦しい時に自分を支えてくれる言葉を見つける
こうした『言葉』というのは自分を支えてくれるものです。
『人生で大切なことはすべて「書店」で買える』の著者:千田琢哉さんはコンサルティングの仕事をしていて、3000人以上の経営者と対話をしてきたなかで、組織としての責任を背負う立場の方々の人生は波乱万丈で自殺を考えた人も多くいました。
そんな方々が自殺という選択をせずに、なぜここまで生き抜いてこれたのか。
それは彼ら・彼女らを救ってくれた言葉があるからです。
そして、その言葉というのは決して「決まった言葉」ではなく、命を救う言葉は人それぞれで、その場所や時期によっても変わってきます。
いざとなったとき、支えてくれる言葉を持つためには、普段からたくさんの言葉や考え方に出会っていく必要があります。
そのためには、本を読んだり、勉強して学んだり、たくさんの人と話したりすることが大切です。
まとめ
ここまで「悩んでいる時こそ絶好の読書チャンス」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??
今回のお話では
人は当事者になったときに初めて他人からのアドバイスに気づくことができるように、とことん落ち込んでいる時というのは運命の言葉に出会えるための最高のチャンスになる。
たくさんの言葉や考え方に触れることで、苦しく悩んでいるときには、それらが自分を救ってくれる言葉になる。
というお話をしてきました。
感想
僕はこのお話を読んですごく共感しました。
人にやさしくできる人や器の大きい人って、過去にたくさん悩んだり、苦労をしてきた人や大きな壁にぶつかってきた人だと思っています。
身近に悩んでいる人がいれば、自分もその経験をしたことがあるから深く共感することができますよね。
色々な経験や苦労をしてきた人はこの幅が広くて、人の気持ちを理解してあげたり、沢山の言葉を知っているから、その人にとって適切な言葉をかけてあげることもできます。
そしてこの経験とか体験というのは、読書をすることでも身につけることができるので、たくさんの本を読み、自分にも他人にも優しくできる人になっていきたいと思います。