「働かないおじさん/窓際社員」を生まないために | 数値化の鬼

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みなさんこんにちは。
フリーのwebクリエイターとして活動している、本好きエンジニアのけいです。
ブックログは年間100冊以上の本を読む僕が、面白かった本や皆さんに読んでほしいと思った本を紹介するブログです。

今回については、「働かないおじさん/窓際社員」を生まないためにというテーマで「数値化の鬼」という本の内容について紹介していきます。

目次

働かないおじさんは会社の制度による影響も大きい

みなさんの会社の中に「働かないおじさん」はいますか??

いわゆる窓際社員のようなものですね。

働かないおじさんが生まれてしまう原因は個人の責任だけでなく、会社の仕組みを工夫することで減らすことができるようになります。

もし自分だったらどのような制度を採り入れますか??

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中には「インセンティブ制度を取り入れる」という意見が出てきそうですね。

インセンティブ制度というのは、成果型の報奨金制度のことで、ノルマを達成した人の給料があがったり、社内で表彰を行ったりするような制度のことを言います。

確かにこの制度を導入すれば、社内で競争が生まれて活性化につながるので、窓際族もいなくなりそうですね。

インセンティブ制度にはデメリットもある

しかし、この制度にも弊害があって、長期的にみるとデメリットも多くあります。

そのデメリットというのは、インセンティブ制度があると、全員が目先のことだけを考えるようになるので、気持ちが期ごとに区切られます。

調子が悪い月があると「次の月に頑張ればいいや」という意識が生まれるので、あきらめる癖がついてしまいます。

また、営業のプレイヤーが数字をあげてトップの経営者がそれに応じた給料を支払うという構造ができると、上司である部長との関係が機能しなくなります。

こういうプレイヤーは、帰属意識が低くなり、組織に対して自分が所属するメリットがなかったり、さらに稼げる環境があればすぐに転職をするようになります。

インセンティブ制度には、個人の給料だけでなく、そこに居続けるメリットが必要です。

完全な年功序列は働かないおじさんの温床

反対に、インセンティブ制度をなくしてみるとどうでしょうか??

これはこれでまた弊害があって、年齢によって給料が100%決まるとすると、若い時は安い給料で我慢して年を重ねてから元をとるような思考になります。

できるだけ長く会社にしがみついて長くいることがメリットになってしまった結果、長くいることが「最大の目的」にすり替わり「働かないおじさん」が爆誕します。

そうならないためには評価の「連続性」というものが必要になってきます。

評価の連続性とは

評価に「連続性」を持たせて、会社のメンバー全員が成長を目指して「働かないおじさん」を一人でも生み出さないためには「マイナス評価」を取り入れるという方法があります。

日本の多くの会社では、一度上がった給料が下がることはほとんどありません。

けれどこれが成長を止める一つの原因になっています。

多くの企業では、評価制度は「加算方式」ですよね。

現状維持の人は「0点」
より頑張った人にはその度合いに応じて「1~4点」がプラスされるみたいな感じですね。

ただ現実では、たまたま入った定食屋がおいしかったらまた行くし、おいしくなかったらもう行かない、というように、良いか悪いか、プラスかマイナスの選択肢しかありません。

評価に0はなく、プラスかマイナスに分けて、マイナスだった場合は給料にも反映します。

この制度を取り入れると「現状維持はやばい」ということが個人にも認識されていきます。

マイナス評価を取り入れるメリット

評価には0がない。

これを徹底しないと成長しない言い訳が成立してしまいます。

たとえば年4回の評価があったとき

1回目、結果が出たから「プラス3」
2回目、未達だったので「マイナス2」
3回目、あと一息だったから「マイナス1」
4回目、大きな成果が出たから「プラス4」

とすると、1年間でトータルの評価「プラス4」になりますが

マイナス評価がなかった場合、未達だったから「0点」になって、トータルで「プラス7」という評価になります。

ここで、マイナス評価がある場合とない場合のギャップが生まれていて「だめだった」=「ゼロ」としてしまうと、ダメが当たり前で現状維持しても良い感覚が生まれます。

マイナスの人にはマイナスの評価をつけることで「このままではまずい」ことを認識してもらうことが重要です

まとめ

ここまで「働かないおじさんを生まないために」というテーマでお話をしてきました。
みなさんいかがだったでしょうか??

今回のお話では

働かないおじさんを生まないためには、インセンティブ制度と年功序列の制度をうまく取り入れて、評価に連続性を持たせることが大切。
連続性を持たせるためには、評価にマイナス制度を取り入れて、達成できなかった項目はマイナス評価をする。
マイナスの人の評価を下げる分、貢献してくれた人にはプラスの給料を与えることで「現状維持はやばい」ということを個人にも認識してもらいつつ一緒に成長していくことができる。

というお話をしてきました。

感想

インセンティブ制度を重視しすぎると組織内でのつながりが薄くなって会社に所属していることのメリットが感じられなくなるし、連続性を重視しすぎて年齢によって100%給料が決まるようになると働かないおじさんが生まれやすくなるというのはすごく納得しました。

僕も前いた会社では完全にプラス評価で、達成できなかったから0点っていうのが当たり前の感覚だったのでマイナス評価を取り入れるというのは新しい発見でした。

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マイナス評価があるとできていないことが認識できるので「次はもっと頑張ろう」とか「どうやったら達成できるか」考えるきっかけにもなるので良いですね。

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この記事を書いた人

みなさんこんにちは!
フリーのwebクリエイターとして活動しているkeiです。
普段はホームページ制作とstandfmアプリにて音声配信を行っています。

プロフィール
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